ペッパー、6か月連続で「1分で完売」

ソフトバンクグループの人型ロボット「ペッパー」の人気が止まらないという。毎月限定台数を発売しているが、6月以降11月まで6か月連続で1分で完売しているそうだ。ロボット事業会社、ソフトバンクロボティクス(SBR)は、なかなか手に入れられない一般の購入希望者のために12月の販売台数を11月までの1000台から1300台までに増やしたとのこと。なぜここまで人気なのだろうか。
8月末に購入したという相模原市の50歳の男性公務員は「未来的なものに憧れる世代なので」と購入の理由を説明した。ソニーの犬型ロボット「AIBO」も所有していたが、「アイボに比べるとペッパーの性能は比較できないほどいい。ただ、会話の内容が同じことばっかりだったり不満もある」と話した。
一方、昨年12月末から家電量販店などのコーヒーメーカー売り場でペッパーを活用するネスレ日本は、商品の特徴を対話形式で説明するアプリなどをペッパーに導入。子どもと一緒にペッパーを見に来た大人が購入してくれるなど予想以上の効果が出ており、来年中には全国の家電量販店など1000店にペッパーを派遣する考えだという。ただ、客に触られてペッパーが動作しなくなった時のサポート人員を店に置く必要があるため、担当者は「なるべく早く自力で接客してもらいたい」と話した。
個人でペッパーを購入するのは、現在のところは最先端のIT機器に強い関心を持つ層だ。SBRの富沢社長は、今後はロボットを使って生活や学習などに役立てたいという人が増えるとみており、「英会話などの教育やヘルスケアなどのアプリが重要になってくるだろう」と話した。
将来、一家に一台ペッパーのようなロボットがいることが当たり前な未来がやってくるのだろうか?ドラえもんやアトムと言った、漫画のような存在が実現する日も近いのかもしれない。